「外断熱」の家が今、人気ですが、これはどういう工法なのでしょうか。断熱材を柱と柱の間に入れて住宅を建てるのが充填断熱・軸間断熱工法(通称:内断熱)と言います。これに対して柱の外側から断熱材を張るのが外張り断熱工法(通称:外断熱)です。
それでは外断熱のメリットの代表点を上げてみます。メリット 1、内断熱のように柱などの構造体で断熱が途切れない。2、建物の形状がシンプルな場合 隙間風を防ぐ気密工事が非常に効果的に出来る。3、大工さんが施工がしやすいため手間が減る。
続いてデメリット1、断熱材の厚さに制約があり寒冷地の一部では次世代省エネルギー基準に対応しにくい。2、壁の厚みが増える。断熱材の上から外壁材を留めるので、地震などの時外壁材が落ちるなど多少不安が残る。 3、コストがかかる。などの点が挙げられます。
気になる外断熱の建築費ですが、マンションなどの鉄筋コンクリート造の場合、一般的に15~20%は高くなります。建築時には、躯体構造の鉄筋コンクリートの外側に断熱材とそれを保護する外壁を作ります。さらに、断熱効果を高めるためにサッシやガラスなども外断熱仕様にしたりしていくと、さらに建築費があがる可能性があります。しかし、外断熱工法のメリットを考えると十分納得のいく範囲ではないでしょうか。
別に外断熱工法が一番良いとは限りません。あくまで一つの選択士でしかないわけです。もちろん良い部分もたくさんありますし人気もあるので惹かれるのもわかりますが、本当に必要なのかをもう一度考えておきましょう。洋服と違って家は簡単に変えることはできませんからね。